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Channel: koudachinaoki
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不覚!カメラ店のネットショッピング。

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私に限って、カメラ関連の買い物で変なもの、ましてや偽物を掴まされることなど絶対にない、と固く信じていたけれど・・・・・・。


ちょうど一年前、フルサイズ機のサブとしてニコンD7000を二台とDXレンズを買い揃えた。中野のFカメラで、いずれも新品。ここは老舗の信頼できるお店だし、言うまでもなく本物である。(この店には私の教え子も勤めている)

ただ、外付けのバッテリーパックは、一個はFカメラで新品で買ったものの、もう一個は、楽天ショップに店を出している大手のMカメラ(カメラマニアの間では「地図」とも呼ばれている)が新品同様のものを安く出していたので、新宿のMカメラではしばしば買い物をしていたし、まあ、こういうものは機能的に問題なければ、と思い、ネットショッピングで入手した。


これらD7000は、荷物を軽くしたいとき、なかでも春に治安に不安のあるパプアニューギニアに行ったときなど、とても重宝した。

が、D7000はすでに後継機が出ているし、フルサイズ機、たとえば現在の私のメイン機であるD800などと比べ、仕事カメラとなると機能面や画質面で物足りなさを感じるのは否めない。


 それで、買い替えのため手放すことにしたのだが、中野のFカメラに査定に持ち込んだときのこと。

若い店員さんが、バッテリーパックの内部をのぞいて困った顔をした。上司を呼んで、何やらひそひそと。やがて、すべて査定が終わって名前を呼ばれた。

「全体にとてもきれいに使っておられて、ほとんどAランクの査定です。ただ、たいへん申し上げにくいのですが、バッテリーパックの一つはニセ物でして・・・」
という。外観はまったく同じだが、バッテリー室の蓋を開けて見比べさせてもらうと、確かに接点の形状がちがう。中国製の、よくできた偽物だったのだ。これにはほんとうに驚いた。

一応、機能的には使えるからと、その分も3000円で引き取ってくれたが、「本物も中国製だから、作っている工場が金型を横流ししたか、自分のところでニセ物を作っているのでは」というのが、私とFカメラの店員さんの推測である。


・・・・・・だから中国製品は嫌なんだ。
メーカーがどんなによいことを言っても、ことカメラ機材に関しては「Made in China」は選ぶまい、と改めて思った。まして、新品同様とはいえ、中古の中国製品を買うなど、ゴミにお金を払うようなものだというのも再確認できた。


それと、偽物と承知で売ったかどうかは知らないが、Mカメラで買い物をすることも、たぶんもうないと思う。


 割安感のあるネット通販にはご注意を!・・・・・・って、いまさら私が言うようなことでもないけど。


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