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大河「八重の桜」の靴。

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しばらく更新をサボっていたら、NHKの大森さんから、安否を気遣うメールをいただきました。
ただ、超多忙なだけで元気です。ありがとうございます。



NHKといえば、大河ドラマ「八重の桜」で、いま、とても気になっていることが。

ドラマの進行では、まだ西南戦争(1877年)も始まっていないけれど、そこに出てくる八重をはじめ登場人物が履いている靴には、明らかに左右の別がある。
「当たり前では?」と思われるかも知れないが、そうではない。右足には右足用、左足には左足用というこんにちの形の靴が初めて開発されたのは1880年のイギリスで、それまでの靴は左右が同じ形をしていたのだという。

だから、それ以前の八重の靴に左右の別があっては変なのだ。


左右が別の靴を初めて世に出したのは、イギリス・ノーサンプトンに1873年創業した「チャーチ」だという。チャーチは現在、プラダの傘下にあるが、いまも質実剛健ないい靴を作り続けている。
私も、大いに好きな靴メーカーだ。

以下、現行のラインナップから私のお気に入りを。

 
(シャノン)

 
(ディプロマット)

 
(チェットウインド)

 
(グラフトン)


・・・・・・というわけで、ドラマではそこまではやっていられないのだろうけど、「足元を見る」という言葉もある。八重が靴を脱ぐとき、左右の別がなかったらさらにリアルだったんじゃないか、と思う。そこまで見る人は少ないと思うが、気になりだすと非常に気になるのが、こういうモノの常である。

そういえば、前回の放送で、新島襄とのピクニックに行った場面の、サンドイッチの中身が何であったかも非常に気になっている。



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